突然のりんごループ!対策は?原因は一体何…?
新しい機種が出るたびに古い機種に出る突然の謎の不具合…。
偶然なのかそれとも…。誰にもわかりませんが、新機種が出るとiPhoneが動かなくなったという問合せが本当に増えます。
色々検証していきましょう。
そもそもリンゴループになる原因って?
これに関しては、様々な原因がありそうなので一概には言えません。
考えられることを予想していきましょう。
アップデートの失敗によるもの
何らかの原因でアップデート中に失敗が起きてしまった場合に起きることがあります。
これだけでしたら比較的大したことはなく、iTunesを使って再度強制的にアップデートをかけることで治る事が多いです。
強制的に更新をかける方法は、コチラに記載をしておりますので参考にされてくださいませ。
パーツが壊れているケース
バッテリーなどがこわれていて起動しなくなるパターンも結構あります。
iPhone7などの場合は、ホームボタンが壊れて起動しないケースもありました。
過去にカメラが壊れていて起動しないケースなどもあり、確かめるためにはパーツを一つずつ交換しながら一回一回アップデートをかける方法、または動作に最低限必要なパーツ以外全て取り外した状態でアップデートを試す方法などがあります。
iOSがこわれているケース
iPhoneのシステムそのものが何らかの原因で破損しているパターンです。
これは前前章でご紹介したリカバリモードを使用した更新でも治らず、こちらでご紹介しているDFUモードというモードで強制的に復元(初期化)することで治ることが多いです。
ただしデータは当然全て消えてしまいます。
基盤がもうだめになっているケース
経年劣化や水によるもの、衝撃によるもの、本体自体が不良品だったなど理由は様々ですが、本体基盤がこわれている場合です。
これは基盤修理などで治すことも可能ではあるのですが、iPhoneの命の部分の基盤が壊れてしまった場合は通常はもうどうしようもないことです。
当店でできること色々
一応当店でできることとしましては、データを消したくないという人がほとんだとおもいますのでまずは
①強制更新
②それでもだめなら強制初期化
という流れになると思います。
どうしてもデータを残して色々試してほしいというご希望があれば、①と②の間に「パーツを換装しながら強制更新」という作業を入れたり、お預かりにはなりますが基盤修理に出すことも可能です。
基盤修理に関しては別途ご相談ください。
嘘か真か…いずれにせよバックアップはコマ目に
新製品が出るたびにiPhoneが壊れるなんて本当かなという感じですし真偽のほどは定かではありませんが…
実際に感覚的に謎の故障依頼が増える時期はいつも新製品発売後です。
いまお使いのiPhoneがいつこわれてもいいようにデータだけはきちんとバックアップしておきましょう。
完全に消えてしまった後では一般的にサルベージ不可能です。
万が一に備えてより良いiPhone生活を!