画面割れの際に「画面の色を教えてください」と言われたらどこを見ればいい!?型番の見方まで解説します。
iPhone修理をする際に、画面割れの場合必ず在庫確認のためにお客様には画面の色をお尋ねしております。
お電話でお尋ねしたときに伝わらないことが多く、うまく説明できず申し訳ありませんm(_ _)m
画面の「色」ってどこのこと?
見分け方ですが、iPhone8Plus以前の機種には、下記の白フレームと黒フレームの二種類がございます。
わかりにくい場合は、ホームボタンの色で判別すると良いですね(^o^)
左が白で右が黒です。
実はこのiPhone、iPhone5cと、iPhoneXシリーズ、iPhone11シリーズ、iPhone12シリーズに関しては黒しかありません。
まずは機種名をお伺いいたしますので、それに合わせてご案内致します。
iPhoneの型番はどこを見る?
iPhoneには型番があり、アルファベットAから始まる四桁の数字で記載されています。
iPhone4~iPhone6sPlusには、本体の裏面に記載がございます。
※画像クリックで拡大します。
iPhone7以降の機種には、SIMカードスロットを抜いたところに記載がございます。
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【番外編】IMEIの調べ方
IMEIというのはInternational Mobile Equipment Identifierの略で、「端末識別番号」のことです。
通信端末に割り当てられている番号で、シリアル番号とにていますがすこし扱いが違うそうです。
メーカー問合せをすると必ず必要な番号で、中古端末の売買のときなども、キャリア残債確認や容量確認など様々なことに使う機会があります。
端末の設定情報からも見ることができますが、基本的には本体で確認します。
モデル番号と同じく、iPhone4~iPhone6sPlusには、本体の裏面に記載がありますが、iPhone7以降の機種には、SIMカードスロットそのものに記載されています。
余談ですが、ネットオークション等でiPhone7以降の機種を買うときは、必ずIMEIが記載されているか確認し、SIMカードスロットの番号と本体設定番号が合致しているかまで確認すると、トラブルを少なくすることができると思います。
その他設定で確認できる番号類
設定アプリにもモデル番号がありますが、こちらの番号ではAから始まるモデル番号とは違い、色なども特定できるそうです。
その下にはシリアル番号があり、こちらは製品一つ一つに割り当てられている番号のことです。メーカー問合せ時にまれに使うことがあります。
IMEIが通信端末に割り当てられる番号なのに対して、これは製品端末としての番号だそうです。
その上に機種名も書いてありますね。
下にスワイプすると、IMEIの他にICCID,MEIDというものもでてきます。
ICCIDとはSIMカードの識別番号です。iPhoneの問合せに使うことはありませんが、キャリア問合せ時に使うことがあるかもしれません。
その下のMEIDは、CDMA系の移動機識別番号です。ほとんど使う機会はありませんが、稀にメーカー問い合わせ時に聞かれることがありますので、知っておいて損はないでしょう。
まとめ記事
基本的にメーカー問い合わせ時には「IMEI」さえわかっていればよく、民間修理店問合せ時にはAから始まるモデル番号と、画面の色がわかっていれば大丈夫だと言えます。
また、中古の販売やネットフリマ、ネットオークションで売買する際にもIMEIは必ず必要で、不正改造品を見分けるために本体と設定アプリ両方からの確認が必須です。
(本体と設定アプリの番号が違うものは、改造品の外装を取り付けている可能性があります。iPhone8の改造用外装にiPhone6の中身を入れている端末なども売っていたりしますが、手を出すべきではないと思います。故障したときにメーカー民間修理店どちらも受け付けてくれません)
話がすこしそれてしまいましたが、今日はiPhoneの見分け方について簡単にお伝えしましたm(_ _)m