この画像は一体何をしているところ…！？

これは、リンゴループの修理中の画像なんです。

なぜコネクタがむき出しに？解説していきましょう。

リンゴループって一体何？

リンゴループとは、iPhone起動時に画面にりんごのマークが出ますよね。

通常はそこから、ホーム画面に移行するのですが…いつまで経っても移行せずにりんごマークが延々ループし続けることを、一般的に通称りんごループと呼ぶことが多いみたいです。

つまり起動障害ですね。

直るか直らないかは試してみないとわからない、ちょっと厄介な症状です。

考えられる原因として、いくつかあるので検証してみましょう。

システム(iOS)が不具合を起こしている場合

これはiOSのアップデート中に通信障害などで失敗してしまったり、iOSそのものに不具合がある場合に起きる症状です。

リリースされたiOSにはバグが少なからず存在します。起動障害を起こすほどのバグがあるものをリリースするわけはないのですが、よきせぬトラブルも起こりえますので、可能性はゼロではありません。

対策方法

リカバリモードにて強制的に更新をかけるか、場合によっては初期化することで直ることがほとんどです。

リカバリモードの入れ方は過去記事でも紹介しております。

＞＞過去記事(リカバリモードの入れ方)

当店で代行もできます。

何らかのパーツが壊れて起動を阻害している場合

多いパターンは、バッテリーが不具合を起こし起動を阻害しているパターンです。

その他、カメラやドックコネクタ、液晶などが起動を阻害しているパターンも存在します。

ただしこれらは、パーツを変えただけで直ることはあまりありません。

「パーツ交換+更新or初期化」が必要です。

対策方法

これは個人では行えず、修理店に頼むしかありません。

まずどのパーツが起動を阻害しているか確かめるために、一つずつ交換しながら更新をかけていると膨大な時間がかかります。

ですので、当店では一度起動に必要なパーツ【ドックコネクタ・画面・バッテリー】の三点を新品で仮付けし、他のパーツは外した上で更新をかけていきます。

冒頭の写真はそれですね！更新がうまくいったら、パーツを一つずつもとに戻しながら検証していくというやりかたです。

この場合、仮付けしたパーツ料金は無料です。最終的に取り付けた箇所の料金のみいただきますので、お得ですよ。

水没により起動障害をおこしている場合

水没水濡れ、これも結構ある症状です。

水に濡れることによって結果的に内部が壊れて起動障害を起こすパターンです。

わりと雨が多い日本では多い故障ですね。

対策方法

この場合は水没復旧作業が必要になる場合があります。

復旧率も比較的高く、データも復活できる可能性があります。

中を除きますと、液体侵入インジケータという、水に濡れたかどうか色で判定するシールが入っていますので、その場合はまずお客様に報告後修理の方向性を決めていく形になります。

りんごループ時の修理料金について

前述したことと繰り返しになりますが、当店では仮付けに使用したパーツ分の料金は一切頂きません。

もちろん作業費用が加算されることもありません。

パーツ箇所ごとに修理料金が決まっており、最終的に取り付けて組み立て、お客様にお渡しした場合にのみ、その箇所のみの料金がかかります。

お得ですよ(^o^)

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