iPhoneXの防水性って実際どうなの?
iPhone7以降から防水になった!と世間ではワイワイしていましたが、これ正確に言うと防水ではなくて「耐水」です。
それではiPhoneXの耐水性はと言うと…
iPhone7と変わらずにIEC規格60529に基づくIP67等級に適合、とあります。
国際電気標準会議によって定められているIP規格・防水保護構造及び保護等級の表によりますと…
「水面下15cm~1mの範囲で30分間水没しても内部に水が浸透しない」といった旨が書いてあります。
結構大丈夫そうに見えますが、メーカーでは液体混入による故障には、通常使用による不具合だとは認められず、購入直後であっても製品限定保証(1年間、ユーザーの過失なく故障した場合に適用される保証)が効かない可能性が大!!
そして15cmって水たまりのようなもので、お風呂や海、川などに落としたら一発アウトってな可能性もありますね。
実際、データ上のお話ではなく、iPhone修理屋としての感覚ですが、ハッキリ言ってiPhone7やiPhone8の水没復旧依頼の問い合わせは毎日必ず電話かかってきます!
iPhoneXも同じくらいのデータだとすると、正直耐水防水性に過度の期待を持つのは厳禁です!
冬は手がかじかんで水に落としてしまうこともあるでしょう…夏は海やプールに落としてしまうこともあるでしょう…
そして最近ではお風呂でスマートフォンを操作して壊れてしまうなんて話もかなりあります!
防水耐水(そもそも防水ではない)という言葉に惑わされず、精密機械に水分は厳禁!!!!!!!
という認識でいたほうが吉です。
昨今ではほぼ寝ているとき以外ほぼ肌身離さず持っているスマートフォン…せめてお風呂に入る時や、水遊びをするときくらいはその存在を忘れてゆっくりと過ごしてもいいのではないでしょうか…!
トイレにも持ち込まないようにしましょうね(^o^)
水に落としてしまったらiPhoneXであろうが故障する可能性が高いというお話でした…
…でも安心してください!修理できますよ!
iPhone修理専門店のスマップル鹿児島店では、ショートして電源が入らなくなってしまったiPhoneでも、水没復旧作業費一律5,000円にて、復旧作業を行います。
水が入る原因として、毛細管現象というものがあります。細かな隙間から入り込んだ水分は、自分で勝手に出てくることはありません。
それを精密技術で全て分解した上で洗浄乾燥させ、再度組み立てることで水没故障が復旧した例は…なんと90%!!!
(201/11/01~2017/11/30集計データ)
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