iPhone6Plusの充電が増えない…!?充電器を挿しているのに充電容量が減ってく…
さきほど、iPhone6Plusの修理依頼で、「充電器を挿しているのに充電容量が増えない…それどころか減って行く感じがする」というお問合わせがありました。
さっそくお持込いただき、純正の充電器に電流計をかまして接続してみたところ、どうやら正常に通電はしているようです。
これはおそらくバッテリーが劣化していることが原因ではなかろうか…つまり充電速度よりも、バッテリーの消耗のほうが早いという変な状態ですね。
そんなときは、応急処置として、充電器に差し込みながら電源を切る、ということをお試しください。
(必ずACアダプタでお試しください。パソコンのUSBポートなどでは、電流が弱く、効果がないことがあります。)
この状態で1時間ほど放置すれば、とりあえずバッテリーが劣化している状態でも充電を貯めることができると思います。
ただ、充電しながら使えないとなるとかなり不便ですよね…特にアラームや目覚まし機能などを使っているときは、充電しながら眠りたいというもの!
iPhoneはだいたい目安として充電回数400サイクルを繰り返すと、性能の二割程度は落ち込むと言われています。
これは誤解されやすいところですが、400回充電器に挿した、という意味ではなく、0から100%までを1サイクルと数えて合計で400サイクルということです。
昔の携帯電話と違って、継ぎ足し充電で劣化したり、100%直前で充電器を抜いたりといった小技はあまり意味がなくなっていますので、充電方法などはあんまり気にしなくて大丈夫です。
しかし車のシガーソケットなどの使用は控えたほうがよいですね。
今回のお客様の場合、バッテリーを新品に交換することですべての不調が改善され、しっかりと充電もできるようになったので、まだまだ長く使えそうです。