この時期はiPhoneの水没が多いです。
iPhoneの水没故障が最近非常に増えています。
夏のこの時期は水場に近づく機会が多くなること、またiPhone7以降の機種がメーカーが「耐水」を謳っているから油断してしまうといった背景があります。
下記はメーカーよりの引用です。
iPhone は防沫・耐水・防塵仕様となっています。IEC 規格 60529 の IP67 等級に従って制御された実験室条件の下で試験を実施済みです。防沫・耐水・防塵性能は永久的に持続するものではありません。通常の使用状態でも耐性が損なわれる場合があります。水濡れによる損傷は、保証の対象外となります。
わりと誤解されがちなのが、iPhone7は防水ではなく耐水であるということ、さらに「試験を実施済み」とありますが、これはテスト機での話であって出荷機種で試してから出荷しているわけではありません。
さらに、「永久的に持続するものではないこと、通常の使用状態でも損なわれる場合がある」との記載がございますが、ここに注意です。
iPhoneの耐水を担っているのは、実はただの両面テープ。
それも結構湿気とかでふやけたりしやすいテープなので、これで耐水を謳うのもちょっと疑問があります。
この両面テープが新品でも稀に貼ってないものもあります。それでも水没や水濡れをしてしまうと、メーカー保証対象外となってしまうので水には近づかないほうがいいでしょう…。
当店スマップル鹿児島では、ご希望があれば修理後にこのテープを新しいものに張り直し、さらに熱で圧着してからお返ししています(基本的にはご希望がなくても張り直しています)。
ただ耐水性は冒頭で書いたように、もともと完璧なものとは言い難いので、水につけたり水のそばで使用したりは絶対に避けましょう。
(一度水や湿気についてしまうとふやけて使い物にならなくなります。一回の水害事故を防ぐためのものであって、恒久的に耐水性があるものではないと思ったほうがいいでしょう。基本的に約20年前から防水耐水性を突き詰めてきた日本製の携帯電話とは性能が全く違うということを前提に浸かったほうがいいです。)
水のせいで壊れてしまったらスマップル鹿児島店へ!