【危険すぎる】iPhone6sの画面が点かないご依頼、こ…これは「膨張」しとります!!
iPhoneに使われているリチウムイオン電池は、劣化すると内部にガスが発生し膨張することがあります。
被膜が破れて空気に触れると激しい燃焼を起こし、場合によっては爆発することもありますため、十分にご注意ください。
かなりひどい状態のiPhone6sのお持ち込みがありましたのでご紹介します。
外からでもひと目で分かる膨張
こちらのiPhone6x・・・電源が入らないとお持込みくださったのですが、ケースを外してみてみるとガラスが剥がれて浮き上がってきています。
iPhoneのバッテリーは左側に入っていますので、これは修理店スタッフが見ればひと目で「膨張」とわかるやつです。
コレはかなり危険なやつです…。
「膨張」した時の危険さ
膨張してしまったら、発火の危険性ありと冒頭でお伝えしましたが、被膜がもし破れてしまったら、思った以上に激しく発火して爆発さながらの燃焼を起こします。
ユーチューブで「バッテリー発火」「バッテリー爆発」などと検索してみてください…。凄惨な動画が出てきます。
※自前では用意できず、スミマセン…(;_;)
【必読】万が一発火したら??
当然触れてはいけません。消化器がある場合は消化器を使用しますが、ない場合は砂で覆ってしまうのが確実です。
当店では、防火用バケツに乾燥した川砂を入れて、消化器と一緒に常備してあります。
火事になったことはありませんが、万が一のことを考えて準備だけはしてあります!
膨張したiPhoneバッテリーは、念の為砂の中で保管しております。
※一定期間経過後に適正な方法にて処分いたします。
バッテリーのつけ外しこんな感じです
こちらが画面を外した状態の様子です。思いっきり盛り上がっているのがわかりますでしょうか…。
iPhoneバッテリーは特殊なシールで固定されていますので、取り外しをかんたんにするためにまず「バイブレーション(タプティックエンジン)」を外します。
びよーんとシールを抜き取っていきます。劣化している場合、ちぎれてしまうことがありますので、そんな場合は溶剤などを使って取り外していきます。
今回はバッテリー膨張により逆にある程度剥がれてしまっていたので、容易にとりはずすことができました。
新品の電池と並べてみると厚みが一目瞭然ですね…。
新しい専用のシールを取り付けます。
事務用両面テープを使う修理店もありますが、今後再交換の可能性があることを考えると、専用品を使うのがベストです。
無事に修理が完了ヨシ!!
はい!無事にバッテリーの交換が完了しました。残念ながら剥がれたフレームを元通りにするには、画面を交換する以外にありませんが、今回は運良くタッチセンサーも破損しておりませんでしたので、綺麗に組み上げて固定し、違和感のないように仕上げました。
ですのでかかった料金は「バッテリー交換料金」のみです!!
気になるバッテリー交換はおいくら?
今回のバッテリー交換料金ですが、下記リンクよりぜひご確認ください。
税込み価格も表示しておりますので、追加料金なしです!
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当店はリサイクルバッテリーではなく新品のバッテリーを使用しており、また基本的にはiPhone最大容量表示にも対応したものを使っております。
修理前と修理後で、最大容量の表示のご確認も一緒に行います。
また、気になる方は修理の見学も可能ですので、ぜひお申し付けください。
皆様のお問い合わせ心からお待ちしております。
スマホでアクセスされていらっしゃる方は、最下部よりお電話番号リンク、LINE公式カウント友達追加アカウントがございます!ぜひお待ちしております。